佐賀病理研修プログラム
お問い合わせ先
専門領域 | 病理診断科 |
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電話番号 | 0952-34-2230 |
メールアドレス | saish@cc.saga-u.ac.jp |
プログラムの理念
プログラムにおける目標
プログラムの実施内容
経験できる症例数と疾患内容
カンファレンスなどの学習機会
地域医療の経験
学会などの学術活動
研修プログラム
- 連携施設1群
常勤病理専門指導医と豊富な症例を有しており、専攻医が所属して十分な教育を行える施設(佐賀県医療センター好生館、がん研究会有明病院) - 連携施設2群
常勤病理専門指導医がおり、診断の十分な指導が行える施設(嬉野医療センター、新古賀病院、佐世保中央病院) - 連携施設3群
指導医はいるが症例数が少ない施設、または病理専門医が常勤している施設(高木病院、佐賀中部病院、唐津赤十字病院、国立病院機構佐賀病院)
パターン1
- 1年目;佐賀大学医学部附属病院
- 2年目;佐賀県医療センター好生館
- 3年目;佐賀大学医学部附属病院6ヶ月(3群施設へ週1回の派遣)+2群連携施設6ヶ月
パターン2
- 1年目;佐賀県医療センター好生館
- 2年目;佐賀大学医学部附属病院
- 3年目;佐賀大学医学部附属病院6ヶ月(3群施設へ週1回の派遣)+2群連携施設6ヶ月
パターン3
- 1年目;佐賀大学医学部附属病院+連携施設で研修(週1回)
- 2年目;大学院生として佐賀大学医学部病因病態科学講座+連携施設で研修(週1回)
- 3年目;大学院生として佐賀大学医学部病因病態科学講座+連携施設での専門的な研修(週1回)連携施設での研修は3年で6ヶ月を満たすように調整する。
パターン4
- 1年目;連携施設+佐賀大学医学部附属病院(週1日以上)
- 2年目;佐賀大学医学部附属病院+連携施設(週1日以上)
- 3年目;連携施設+佐賀大学医学部附属病院(週1日以上)
パターン5
- 1年目;佐賀大学医学部附属病院
- 2年目;佐賀大学医学部附属病院+連携施設 (週1日以上)
- 3年目;佐賀大学医学部附属病院+連携施設 (週1日以上)
研修連携施設紹介
佐賀大学医学部 附属病院 |
佐賀県医療センター 好生館 |
嬉野医療 センター |
新古賀病院 | 唐津赤十字病院 | 高木病院 | 佐賀中部病院 | 佐世保中央病院 | 国立病院機構佐賀病院 | がん研究会有明病院 | |
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病床数 | 604 | 442 | 420 | 221 | 333 | 426 | 160 | 312 | 292 | 700 |
専任病理医数 | 6 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 22 |
病理専門医数 | 6 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 15 |
病理専門指導医数 | 6 | 1 | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 1 | 15 |
組織診* | 6,663 | 6,000 | 3,400 | 4,000 | 2,200 | 2,086 | 1,700 | 3,000 | 1,900 | 30,022(300) |
迅速診断* | 435 | 250 | 120 | 250 | 120 | 14 | 90 | 80 | 20 | 4,203(30) |
細胞診* | 6,983 | 5,000 | 3,800 | 7,500 | 3,000 | 2,782 | 7,000 | 5,000 | 1,400 | 33,116(300) |
病理解剖* | 38 | 24 | 5(2) | 6(3) | 12 | 6 | 0 | 15(6) | 2 | 5(0) |
研修カリキュラム
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病理組織診断
基幹施設である佐賀大学附属病院と連携施設(1群と2群)では、3年間を通じて業務先の病理専門指導医の指導の下で病理組織診断の研修を行います。診断が容易な症例や頻度の高い疾患を1年次に研修し、2年次以降は希少例や難解症例を交えて研修をします。大学病院では、指導医および上級医がマンツーマンで組織の切出し方法や報告書の書き方を教育し、Multiheadのディスカッション顕微鏡(9名が観察可能)と大型モニターを使い、病理診断を行うことで、最大限に学習効果を高めながら、誤字脱字などの報告書のチェックも行っています。連携施設では各施設の指導医の得意分野を定期的に(1回/週など)研修する機会もあります。いずれの施設においても研修中は当該施設病理診断科の業務当番表に基づき診断を行います。各施設においても各臨床科と週1回~月1回のカンファレンスが組まれており、担当症例は専攻医が発表・討論することにより、病態と診断過程を深く理解し、診断から治療にいたる計画作成の理論を学ぶことができます。 -
剖検症例
病理解剖に関しては、研修開始から最初の5例目までは原則として助手として経験します。特に解剖前の準備から、解剖時の写真撮影、解剖後のご遺体の取扱い、標本作製までの基礎的な解剖知識を得た上で、5例以降は習熟度を見ながら、基本的に主執刀医として剖検を担当してもらいます。切り出しから診断、CPCでの発表、報告書の作成まで一連の研修を繰り返し行います。大学では年間40件ほどの病理解剖があるので、2年間でも十分か経験を積むことができますが、もし在籍中の当該施設の剖検症例が少ない場合は、他の連携施設に出張してもらいそこで指導してもらいながら剖検症例で研修をしていただきます。 -
学術活動
病理学会(総会および九州・沖縄スライドコンファレンス、病理学会が関係するセミナー)などの学術集会の開催日は専攻医を当番から外し、積極的な参加を推奨しています。また3年間に最低2回は病理学会(総会及び九州・沖縄支部カンファレンス)で筆頭演者として発表し、その内容を国内外の学術雑誌に報告していただきます。 -
日課(タイムスケジュール)
生検当番日 切出当番日 解剖当番日 当番外(例) 午前 生検診断
全員での最終診断手術材料診断
全員での最終診断病理解剖 生検診断
手術材料診断午後 生検切出し
指導医による診断内容チェック手術材料切出し
指導医による診断内容チェック追加検査提出、症例まとめ記載 解剖症例報告書作成
カンファレンス準備
カンファレンス参加 -
週間予定表
- 月曜日 呼吸器科カンファ
- 火曜日 肝臓カンファ、CPC、外科カンファ、
- 水曜日 抄読会、細胞診チェック、婦人科カンファ
- 木曜日 研究検討会、血液カンファ、泌尿器カンファ
- 金曜日 Aiカンファ、細胞診チェック